ある留学生の研究のお手伝いで動画の変換環境を整えたのでメモ．
その研究では，アイマークトラッカーを使用するのですが，アイマークの軌跡を録画したビデオの入力がAVIのみでした．このAVIという表記がクセモノ．AVIといっても，そのコーデックは多種多様→https://ja.wikipedia.org/wiki/Audio_Video_Interleave．マニュアルにはAVIとしか書かれていないところ，普通にAVIに変換したファイルは読み取ることが出来ませんでした．幸い，以前に使用されたファイルが残っていたので，コーデックチェックソフトのMMname2を使ってコーデックを確認したところ，実際に受け付けるのはDV-AVIのみであることが分かりました．
DV-AVIはいわゆる，miniDVのテープに録画されている形式です．研究室にはDV形式で録画できるデッキ（要はminiDVの録画デッキ）がなく，DVカメラもなかったため，mpegで保存したビデオをDV-AVIに変換することにしました．
mpeg→DV-AVIへの変換には，MPEG Streamclipを使いました．なお，使用の過程でQuicktime Alternativeが必要になります．いずれもフリーソフトです．
で，出来上がったファイルが目的のフォーマットになっているかを，再度MMname2を使って確認して終了．無事にDV-AVIに変換されていて，アイマークの軌跡を分析することが出来ました．