Windows Vistaのオフラインファイルを以下の構成で使用していました.
ファイルサーバ ←同期→ オフラインファイル
オリジナルファイル 同期されたコピー
ネットワーク上のいろいろなマシンからデータにアクセスする必要があるために使っていたのですが,どうもうまくいかないことが多いです.
ギガを超えるファイルが変に複製されてHDD容量がなくなったり,同期のタイミングがうまくコントロールできないので,バックアップとしての用をなさなかったりなど,どうも信頼できないことがありました.
巨大な動画ファイルなどを扱うことが多く,なくなったりすると困るので,オフラインフォルダを使わずに,オリジナルをPCのHDDにおき,rsync+タスクスケジューラなどでファイルサーバと同期して,同期のタイミングをコントロールできるようにしたいと考えます.
と思ってオフラインファイルの使用をやめようと思ったが,どう止めればよいのでしょう?
オフラインファイルが有効なまま,オフライン作業にして消せば良い?そうすると再度同期が始まった際に,オリジナルのファイルが消されないでしょうか?
しかし,オフラインを無効にしただけだと容量が変わらないので,ファイルは残ったままのよう.
んー,安全にオフラインファイルだけを消すことはできないのか?
ということで,いろいろ調べたところ,
オフラインファイルを無効にして,手動でオフラインに蓄えられたデータを消せば良いのではという結論に至りました.
通常,オフラインファイルは
c:\Windows\CSC
に作られ(「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示」しないと見えない),所有者がシステムなので手を加えられません.
まず,CSCフォルダのプロパティ→セキュリティタブから,「サブコンテナとオブジェクトの所有者を置き換える」にチェックを入れて所有者を自分に変更します.
そうすると,下位のフォルダを操作できるようになるので,CSC→namespaceの下にあるオフラインファイルをフォルダごと削除しました.
とりあえずはこれで問題ありません.